こちらでは、仏式の一般的なお葬儀のQ&Aを集めました。
・お葬式をされる方(ご喪家)
・お葬式に参列される方(会葬者)
Q.危篤になった時どうすればいいの?
A.【お葬式について】をご覧ください。
Q.死亡の連絡はどうするの?
A.死亡が確認されたら、すぐに駆けつけて欲しい人に連絡をします。仕事関係の人には通夜や葬儀の日程が決まってから連絡します。出席してもらえるかについては特に聞かなくてもよいでしょう。亡くなったことを伝えるにとどめましょう。
連絡は電話が一般的です。緊急時なので目上の方でも電話連絡で構いません。早朝や深夜も一言お詫びをし、速やかに用件を述べましょう。
連絡は電話が一般的です。緊急時なので目上の方でも電話連絡で構いません。早朝や深夜も一言お詫びをし、速やかに用件を述べましょう。
Q.一般的な葬儀の流れ(仏式の場合)
A.【お葬式について】をご覧ください。
Q.葬儀後にすること【葬儀代金の精算について】
A.葬儀後数日して届く当社からの請求書は、見積書と請求明細書を照らし合わせ、内容をしっかりチェックしてください。ご不明な点は、お支払いをされる前に必ず私共に確認してください。疑問点が無いようにご説明させていただきます。
お布施についてはお気持ちとされています。はっきりとわからない場合は、率直に宗教者や檀家総代へ確認してもよいでしょう。
お布施についてはお気持ちとされています。はっきりとわからない場合は、率直に宗教者や檀家総代へ確認してもよいでしょう。
Q.葬儀後にすること【お世話になった方へは】
A.葬儀でお世話になった方には、初七日までにお礼の挨拶に出向きます。その際は喪主自らが御礼の挨拶に行くのが礼儀とされています。
Q.葬儀後にすること【在職中だった場合は】
A.在職中に亡くなった場合は、勤務先にも挨拶に出向きます。手続きが必要なものを確認して、書類や印鑑を持参します。また、社員証や身分証明書等があれば返却し、故人の私物を整理して持ち帰ります。
Q.葬儀後にすること【その他】
A.ご本人名義の年金、各種保険等については、該当機関へ届出が必要になります。各窓口へお問い合わせの上、すみやかに手続きをしましょう。
Q.香典返しについて
A.香典は本来、葬儀にかかるご遺族の負担を互いに扶助するという意味を持つものなので、必ずお返しをしなければならないものでもありません。現在、習慣として香典の三分の一から二分の一程度の金額の品物を香典返しとしている地域が多いようです。なお最近では、葬儀の当日に香典返しをする「即日返し」も増えています。
Q.危篤の知らせを受けたら
A.危篤の知らせを受けるのは、親族や特に親しい友人に限られます。普段着のままで構いませんので、どこに行けばいいのかを確認し、一刻も早く駆けつけるようにしましょう。
Q.亡くなった知らせを受けたら【近親者の場合】
A.ただちに駆けつけてご遺族にお悔やみを述べ、ご遺族の負担軽減のため、進んでお手伝いを申し出ましょう。その際、普段着や仕事着のままでもかまいません。遠方である場合も到着の予定を電話で知らせ、出来るだけ早く故人と対面しましょう。
Q.亡くなった知らせを受けたら【友人・知人・近隣の場合】
A.故人と特に親しかった場合は、すぐに駆けつけお悔みを述べ、手伝いを申し出ましょう。特に手伝いが不要の場合は、改めてお通夜や葬儀に伺う旨を伝えましょう。
Q.弔問できない場合は?
A.すぐにも弔問すべき立場にあるのに、やむを得ない事情ですぐに弔問できない時は、取り急ぎ弔電を打ちます。本人がお通夜・葬儀・告別式いずれにも参列できないときは、配偶者や家族など代理の方に香典を託し、参列してもらいましょう。
代理をたてられない場合は、お悔みの手紙を送り、その後、先方の都合を聞いたうえで、できるだけ早く香典を持参し弔問しましょう。
代理をたてられない場合は、お悔みの手紙を送り、その後、先方の都合を聞いたうえで、できるだけ早く香典を持参し弔問しましょう。
Q.供物・供花を贈るのは?
A.死者に供える品物や花を供物、供花といいます。仏式の場合、供物には線香、ろうそく、果物などが一般的です。
供物、供花を贈るのは近親者や親しい関係が多いようですが、置き場所や祭壇のデザインの都合もあるので、送る場合は事前に先方に確認することが大切です。
供物、供花を贈るのは近親者や親しい関係が多いようですが、置き場所や祭壇のデザインの都合もあるので、送る場合は事前に先方に確認することが大切です。
Q.香典のマナーは?
A.香典は通夜か葬儀または告別式に持参します。
香典は不祝儀袋におさめ、ふくさや風呂敷などに包んで持参します。受付があれば受付に、受付がない場合はご遺族に手渡すか、祭壇に供えます。香典を包む不祝儀袋と表書きは宗旨によって異なります。外袋の裏書は、慶事とは逆で、上を下いかぶせて折ります。水引と不幸が二度とないことを願って「結び切り」にし、のしはつけません。表書きは、仏式では「御霊前」「御仏前」、神式では「御玉串料」「御榊料」、キリスト教式では「お花料」などとします。
香典の金額は、故人や遺族との付き合い程度、包む例の年齢や社会的な地位、また習慣等によっても違ってきますので後々の事も考えて、身内や親しい方と相談して決めるとよいでしょう
香典は不祝儀袋におさめ、ふくさや風呂敷などに包んで持参します。受付があれば受付に、受付がない場合はご遺族に手渡すか、祭壇に供えます。香典を包む不祝儀袋と表書きは宗旨によって異なります。外袋の裏書は、慶事とは逆で、上を下いかぶせて折ります。水引と不幸が二度とないことを願って「結び切り」にし、のしはつけません。表書きは、仏式では「御霊前」「御仏前」、神式では「御玉串料」「御榊料」、キリスト教式では「お花料」などとします。
香典の金額は、故人や遺族との付き合い程度、包む例の年齢や社会的な地位、また習慣等によっても違ってきますので後々の事も考えて、身内や親しい方と相談して決めるとよいでしょう
Q.通夜への参列
A.本来、通夜は遺族は近親者をはじめ、故人と親しい人たちが別れを惜しむためのものです。それ以外の方は、従来告別式に参列していました。最近では、その辺りの区別がなくなり、都合のつくほうに出ているようです。親しい方はお通夜、告別式両方でる方が多いようです。本来、喪服とは喪に服す人のものなので通夜では地味な外出着程度で構いません。ただし、あまり派手なものは好ましくありません。
Q.葬儀・告別式への参列
A.葬儀にはご遺族、近親者のほか故人と親しいひとが出席し、一般の会葬者は葬儀と同時に行われる告別式に参列するのが普通です。
男性はブラックスーツが一般的ですが、急なときはダークスーツでもネクタイが黒なら失礼にあたらないようです。女性は黒無地のスーツやワンピースまたは地味目の平服を着用します。
男性はブラックスーツが一般的ですが、急なときはダークスーツでもネクタイが黒なら失礼にあたらないようです。女性は黒無地のスーツやワンピースまたは地味目の平服を着用します。
Q.不祝儀袋の「御霊前」と「御仏前」はどう違うの?
A.宗派や地域によって違いもありますが、一般的には、故人が亡くなった日から四十九日以降には「御仏前」その前は「御霊前」となります。ですから通夜・葬儀・告別式に持参する香典の表書きは「御霊前」、四十九日の忌明け以降は「御仏前」になります。
Q.香典を何人かの連名でだす場合はどうするの?
A.2~3人の場合は連名で書きます。この場合、右側が上位となりますから年齢や職場での地位を考えて記入します。それ以上の人数の場合は「○○一同」「○○有志」といった表書きにし、全員の名前を書いた紙を香典袋の中に入れておきます。
Q.年賀欠礼(喪中ハガキ)とはどいういったものですか?
A.喪中で年賀状の交換を辞退する旨を伝える書状です。通常、相手が年賀状を準備する前、12月上旬に発送します。
Q.永代供養墓とはどういったものですか?
A.永代供養墓とは、お墓参りできない人に代わって、お寺が責任を持って永代にわたって供養と管理をしてもらえるお墓のことです。
Q.お経や戒名に対するお布施はどのようにお渡しするの?
A.白封筒に入れ、「御布施」と表書きし、お渡しします。お経と戒名のお布施は別々の場合もありますし、一緒に含めてお渡しする場合もあります。金額については、お寺との付き合いの度合いや寺院の格等によっても異なります。率直に住職にお尋ねしても失礼にあたりませんので訪ねてみましょう。「志でけっこうです」と言われた場合は、習わしを知っている方に教えていただくか、葬儀社でも大体の目安はお答えできると思います。交通費が必要と思われる場合は「御車料」を、食事を出さない場合は「御膳料」に相当する金額を別途包むとよいでしょう。
Q.喪主としての挨拶はどのような事を言えばいいの?
A.深い哀しみの中にあっても、会葬者へのお礼の気持ちを述べることが大切です。遺族代表の挨拶は、喪主かその代理の親族がします。聞いている会葬者も遺族が哀しみをこらえて挨拶を述べることは辛いだろうと察していますから、簡単なもので十分です。長い時間お話をするよりも手短に簡単に述べた方が良いでしょう。
(例文)
遺族を代表し、一言ご挨拶を申し上げます。
本日は、ご多忙のところ、遠路ご会葬いただき、厚く御礼を申し上げます。
生前、故人に寄せられました皆様の厚情に対し、心よりお礼申し上げます。
私共は、未熟ではありますが、故人の考えを守り、精進していく所存です。
皆様方には、故人と同様にお付き合いいただき、ご指導いただけますことをお願い申し上げます。
本日はありがとうございました。
(例文)
遺族を代表し、一言ご挨拶を申し上げます。
本日は、ご多忙のところ、遠路ご会葬いただき、厚く御礼を申し上げます。
生前、故人に寄せられました皆様の厚情に対し、心よりお礼申し上げます。
私共は、未熟ではありますが、故人の考えを守り、精進していく所存です。
皆様方には、故人と同様にお付き合いいただき、ご指導いただけますことをお願い申し上げます。
本日はありがとうございました。
※上記はあくまで例文です。実際には故人の思い出等を織り交ぜながら話すことにより、会葬者には印象深いお葬式となることでしょう。